2010年12月06日

海堂尊講演会・3

では、続きです。本日は疲れているのでサクサクまいります。

そんな感じで、楽しい一年間を過ごしましたが、だからといって戸隠の蟻の搭渡りをへっぴり腰で何とか渡ったコトとか、焼額でのスキーなどが小説のネタになるかというと、今の所、その予定は全くありません。

何故なら、作品は「怒り」によって書かれているからです。

だから、何枚でも書けますし、今後、怒りが落ち着いたならば、信州の美しい風景の小説なんかもあるかもしれませんが、今はありえません。

ともあれ、東大などでも話をするのですが、「東大生は頭が良いけれども、賢くはナイ」みたいなコトを言っても、平然と頷いていたりするのですが、人間は馬鹿にされたら怒らなくてはいけない。

売られたケンカは買わなくてはならないんです。

なのに、黙っているから、アングロサクソンなどにイイ様にあしらわれている。

ともあれ、これから日本の人口が減るというのは、間違いのナイ事実で、画期的な対策が打てない今の状態では、人口を劇的に増やす手立てはない。日本の全ての問題がソコにあると言っても、過言ではナイんですけどね。

さて、本日の講演の題名が「Aiと日本の医療とミステリー」ですから、少しはミステリーについて話さないとマズイですね。

この演題ですから、こんなに天気が良い土曜日だというのに、こんなに大勢来て頂いたワケですから。正に「おぉ、釣れた。釣れた」という気がします。(笑)

何しろ、「Ai」についてだと、話が止まらなくなりますので、まずはミステリーから行きます。

『チーム・バチスタの栄光』で、「このミステリーがすごい!大賞」を受賞して、小説の世界に入ったのですが、学術書なども書いてたので、市場調査をしたら、今や小説の持ち込みというのはホトンド無く、新人賞を受賞してデビューというのが一般的というコトが判って、応募するコトにしました。

先にトリックを思い付いたので、小説を書いてから、ドコに応募しようか考えて、時期が良かったので、「このミステリーがすごい!大賞」にしました。

受賞賞金が1200万円というのに、目がくらんだワケではありません。(笑)

最初の応募の時の題名は『チーム・バチスタの崩壊』でして、タダ、これではラストが想像出来てしまって、ミステリーには不向きな題名というコトで変えました。

これを含めて「崩壊三部作」を書こうと思っていたのです。

というコトで、ミステリーのお話の佳境に入って来ましたが、本日は休み明けで疲れたので、続きは明日でお願いします。
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