2011年01月23日

不名誉の負傷につき‥‥

左手が上手く使えません。明日までには何とか仕事で使える程度に治したいのですが‥‥

全国に広がる「タイガーマスク運動」によって、クローズアップされる児童養護施設、様々な問題もあると思いますが、児童養護施設に親の虐待などで収容される場合はともかく、コスト並びに子供達が実の親と離れて暮らさなくてはならない大変さを考えると、生活保護制度を積極活用した方が、ポジティブな効果を期待出来ると述べた本です。

子どもの最貧国・日本 (光文社新書)子どもの最貧国・日本 (光文社新書)


7人に1人の児童が経済的に困窮しており、ひとり親家庭はOECD諸国中で最貧困である日本。

子供達の未来を明るくするタメには、こうした実務経験がある方の意見を尊重すべきなのかも。

大都市の児童養護施設では、子ども1人あたり最低でも月に20万円以上の予算がかかり、しかも施設を1ヵ所作るための費用は、少なく見積もっても10億円以上。

生活保護制度であれば、母子ふたり家庭の場合、子どもふたり家庭の場合、子ども1人あたりでは高く見ても月に9万円。日本の場合、貧困家庭の親たちの就労率は世界的にも高い状況にあるので、この就労率を維持できれば、生活保護で支給せざるをえない額は、親たちの賃金によってかなり減らすことが可能だそうです。

確かに、生活保護の不正受給は問題でしょうが、全体の約0.1%だという過去の率が多少増加しているとしても、おそらく貧困家庭の子どもを無理やり児童養護施設に入れさせて親に仕事に専念させるよりも、経済的であるという指摘は我々も知っておくべきコトだと思います。
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この記事へのコメント
お怪我ですか?お大事にしてくださいね。自動養護施設もいろいろ問題を抱えているようですし、クローズアップされたのを機に問題解決の糸口でもつかめるといいのですけどね。
Posted by 鍼医K at 2011年01月23日 22:02
鍼医Kさん、全くです。

日本人は熱しやすく冷めやすいので、今こそ真の解決を期待したいですね。
Posted by koyuri at 2011年01月24日 18:06
 
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