職を得るというのは、本当に大変な時代になって来ています。
反貧困の学校2
「年越し派遣村」は、昨年末には行われなくなりましたが、事態がさほど改善されているとも思えず。
生活保護を受ける人は増加していますし、おそらくこれからは働けるのに働かない人の話題がマスコミとかに多く取り上げられたりして、昨日みたいに、裕福でナイ人の間で仲間割れさせる方向に進む可能性もあると思います。
将来に希望を持てない中で進行する絶望。
自分の生活もままならないのでは、若者も次の世代の子供をなどと考えないでしょう。
「パンのみで生きるにあらず配給のパンのみみにて一日生きる」
「親不孝通りと言えど親もなく親にもなれずただ立ち尽くす」
「ホームレス歌人」と呼ばれる方によって絞り出された言葉が、胸の奥に突き刺さります。
我々は、こんな社会を夢見て生きて来たワケではありません。
昭和の中頃は、まだ貧しかったけれど、それなりに輝いてました。
あの時代に戻りたいとも思いませんが、今の社会に失われてしまったモノ、おそらくそれは「希望」です。
日本という国や、日本人は昔と比べてダメになったというよりも、世の中の構造が変わったというコトなのでしょう。
時代が変わったとしても、より多くの人が幸せになれる時代を作る政治家の到来が望まれます。
少なくとも、今の民主党なのか、自民党なのか判り難い政府では、先行きも暗いと思います。
政権交代を願った庶民の望むコトは、全体の底上げ。
何度も書いてますが、どんなに金持ちの懐が潤ったとしても、一人で一日百食を食べるワケでもナイのですから、より多くの人々が例え百円でも多く支出する社会にした方が、景気は改善するハズです。
早く、希望の光が見える日本が訪れるコトを願って止みません。