本日は、娘の卒業式でとても疲れました‥‥何十年も経つと、色々なコトが様変わりしてますね。
ともあれ、本日の仕事を明日に回したりしてますので、早目に休んで英気を蓄えたいと思いますので、ススッと本題に。
ダイゼインは、ポリフェノールに属するフラボノイドの一種で、イソフラボンの仲間です。強い生理活性成分で、熱を下げたり、筋肉の緊張をほぐす作用があります。風邪の初期症状や肩こりに効くといわれる漢方の葛根湯はくずの根が主原料ですが、くず粉にはこのダイゼインが含まれています。イソフラボン類は取り過ぎに注意が必要ですが、サプリメントなどで大量に摂取しないかぎり問題はありません。
これがおすすめ食材
●くず粉‥‥マメ科の多年草であるくずの根から精製されたでんぷんで、和菓子の材料にも。風邪のひきはじめなどに昔から家庭で飲まれてきたくず湯は、消化がよく体を温めてくれる、理にかなった飲みもの。
●大豆‥‥ダイゼインなどのイソフラボンをはじめ、不飽和脂肪酸や良質なタンパク質をたっぷりと含む栄養の優等生。ただし生のままでは消化が悪いため、十分に加熱調理した煮豆や、豆腐などの加工品がおすすめ。
●みそ‥‥微生物の作用で大豆を発酵させているため、消化・吸収率が80%以上と極めて高い。みそに含まれる微生物は、乳酸菌の増殖を助けるなど生菌効果があり、日頃の摂取で胃潰瘍の予防効果も期待できる。
食べ方ひとつで効果倍増
じつは、ダイゼインのようなポリフェノール類は植物の色素やアクなどの成分で、その抗酸化物質は「ファイトケミカル」とも呼ばれ、注目されています。
さらに、ファイトケミカルは、病気の原因となる活性酸素の害から人体を守り、細胞を修復することで、ガンや老化、生活習慣病の予防に役立っています。
ちなみに、ぶどうに含まれるアントシアニンやトマトのリコビンも、ファイトケミカル。料理の色をカラフルにすれば、幅広い種類のファイトケミカルが摂取できます。
皆さんも、春は気候が不順ゆえ、体調が崩れがちだと思います。どうぞ、お試し下さい。