問われるんだろうなと思うのが、都知事の「天罰」発言。
撤回して謝罪したとはいえ、一度聞いてしまったコトには変わりなく。
昔、死んだ母親から「言葉というものは、一度口から出してしまえば、決してその事実は消えないのだから、良く考えてからしゃべりなさい」と言われたけれど、正に真実。
その点では、ユニクロの柳井氏は個人で10億円、ユニクロとジーユーの両ブランドより、7億円相当の衣類も寄贈、ファーストリテイリンググループから3億円と、全世界の同グループ従業員からも1億円を寄付するというのだから立派。
石原氏も、我欲が問題だと思うのなら、自ら欲を捨てて寄付したらイイのに。
四選出馬表明のスグ後だと思うと、もし天罰だとしたら、不遜な政治家をのさばらせている日本に対しての、天罰なのかとすら思ってしまうのだが‥‥
安全だという東電や保安院側を信じて、原発周辺で炉の冷却や住民の除染を続けて来た自衛隊の怒りももっともだけれど、住民を守るにはそれしか方法はナイみたいだし。
最早、今は戦場さながらの時だというコトなのでしょう。
ともあれ、平素の時にどう準備するかで世の中は違って来ると思います。
トイレット・ペーパーが姿を消し、お米もホトンド売り切れに近くなっているのをスーパーで見ると、こういう時だからこそ、互いに譲り合わないとダメだろうにとも。
ちなみに、特売の時に大量にストックしておくタイプなので、こういう時にトイレット・ペーパーは買いませんし、お米は生産者からゆとりを持って直接買ってますしね。
人間、生きているというコトは、多かれ少なかれ欲望があるから出来るコト。
自分のそういう部分を無視して、他人を批判するのはマズイでしょう。
正直、あんな人が再び都知事に再選されるのだとしたら、東京の人々の民度を疑ってしまうという意味の話をされる方が、今日はとても多かった様に感じました。