昨日の続編の本を読んでみました。
無力感は狂いの始まり 「狂い」の構造2 (扶桑社新書)
かなりハチャメチャな対談なので、読むとかなり気分的にスッキリした様に思いますが、ともあれ、理論的に読んで自分を何とかしたいと思う方にお勧めしたいのはこちら。
二重洗脳―依存症の謎を解く
例えば、アルコール依存の人は「アルコールを飲んで寝ると良く眠れる」と思い込んでいる。
そういう人には、「アルコールを飲んで寝ると、寝付きは良くなるかもしれないけれど、睡眠が浅くなるので、全体として良い睡眠が取れるワケでは無い」と気づかせなくては駄目なんだとか。
ニコチン中毒の人は「吸うとリラックス出来ると信じているが、その時だけリラックス出来る成分が出るので楽になっても、それ以外の時に満足を感じる感覚が鈍るので、トータルで考えると吸わない方が、リラックス出来る」と認識させないとダメだとか‥‥
ともあれ、問題がある人が自分をどうにか出来るとも思えないので、おそらく家族の人々が考えなくてはならないのだとは思うが、最初の本によると、問題のある人の家族はそれゆえに低値安定しているのだとか。
時々、そんな感じがする場合もあるので、そう言われるとそうなんだとも思ったり。
世の中には、アドバイスしても無意味な人って、一定数存在してますからね。