2011年04月22日

内部被爆の恐ろしさ

本日の信濃毎日新聞に、長野県松本市の菅谷市長の警鐘が載っていた。

市長は、チェルノブイリ原発の事故の後、ベラルーシに長期滞在して甲状腺がんの診療をした経験を持つ。

以前、親戚だとおっしゃる御客様から、本当に信頼出来る人物だと聞いたコトがある。

その中で、語られているのは、「内部被ばくについてはよく分かっていない。それだけに非常に厄介で怖い」というコト。

「放射線量が低いから、ただちに影響が出るわけではない、というのは、あくまで外部被ばくについてま話。内部被ばくと混同してはいけない」と。

放射性ヨウ素が甲状腺に取り込まれる一方、セシウムは筋肉に、ストロンチウムは骨に蓄積しやすい。

そして、半減期はセシウム137が30年、ストロンチウム90が29年。半分になるだけで、これだけの時間が必要だというのだから、長期にわたって放射線を出し続ける時間は長い。

「私たちは放射性物質の汚染の中にいる。放射線の危険にさらされていると意識して行動することを心に決めてほしい」と語っているそうだ。

我々はより慎重に行動し、特に内部被ばくは特に避ける努力をしなくてはナラナイと思う。
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この記事へのコメント
身体にどれほどの影響が出るのか政府やマスコミ、東電からの情報では全然わかりませんから、余計に心配になりますね。かなり精度の高い予防法があればいいのですが…
Posted by 鍼医K at 2011年04月23日 00:36
鍼医Kさん、おそらくマスコミでは報道され難い問題だと思います。

とりあえず、汚染されてナイ水でよく洗うのが良いかと‥‥
Posted by koyuri at 2011年04月23日 21:36
 
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