最近、あまりに東電に対する怒りばかりで、健康系の話題を書いて無かったですが、色々と本は読んでました。
ともあれ、その中でイチオシの本がこちら。
健康問答2 本当に効くのか、本当に治るのか? 本音で語る現代の「養生訓」。
ほとんどの代替療法について、色々と述べられてます。
漢方薬、アーユルヴェーダ、鍼灸、整体、ホメオパシー、気功、枇杷の葉温灸、手かざし、祈り、言霊、アロマテラピー、音楽療法、温熱療法、呼吸法、瀉血療法など、どれが正しいとか言うよりも、患者さんが治ったというモノが、効くのだというシンプルな考え方。
ガンなどの治り難い病気になってしまった時には、誰しも藁にでもすがりたくなるのは仕方ナイと述べる帯津良一医師は、かなり稀有なドクターと思いますが、その言葉の端々に色々とやっても助かるとは限らない患者さんへの温かなまなざしがあります。
五木寛之さんの本も、昔から何冊も読んでますので、健康に対してのスタンスは以前から承知してますし、帯津良一医師の本も又しかりではありますが、今回の本は代替療法を考える人への福音かもしれません。
読んで試したくなったら、気が済むまでやってみて、ダメならスパッと止める勇気が大事というのは、ある意味とても素敵なアドバイスかもしれませんね。