2011年06月05日

ネットは破られるタメにある

「どうして山に登るのか」という問いに対して、「ソコに山があるから」と答えた登山家が居たが、任天堂の米国法人「Nintendo of America」が管理するWebサイトへの不正侵入が成功したことをTwitter上で告知した人物が居るというニュースを読むと、ハッカーは確実に自分の存在確認として、セキュキリティーを破るのだと思う。

以前から、住基ネットに不信感を抱いているが、おそらく国民総背番号制をネットで管理したとしたら、おそろしいホドの情報が外部に流失すると思う。

住所や生年月日、家族構成だけならまだしも、収入や病院への通院歴などは、必ずや業者の知りたい情報として、売り買いされるコトは間違いない。

高血圧の人に送るダイレクトメールと、糖尿病の人に送るダイレクトメールは当然違っていると思うし、その人の求めていそうな情報を送るコトが可能であれば、より有益な宣伝が可能になるだろう。

最初から、その可能性を無視した計画は、原子力発電所は絶対に安全という神話と類似しているのではないか。

国民に対して、年金の漏れが無くなるという餌をまかれて食らいつくのを待たれている様で、とても気になる。

実際、住基ネットの費用対効果は、最初に喧伝されたホドではナイ。

何かをしてお金が動けば、様々な利権が産まれるからと思ってしまうのは、こちらの考え方が歪んでいるからなのか。

税金を集めるコトよりも、なるべく使わないというコトの方が、確実な気がするのだけれど、世の中は大体真逆の方に行く。

使おうとすれば、税金などいくらあっても足りないハズ。

例えば、税金をどんなに増税しても、アングラマネーや宗教法人には課税されなかったりという不公平は残るのだから、全くフラットになるハズはない。

消費税は全ての人が払うというけれども、世の中には必ずその裏を狙う人が出る。

そう考えると、国家の財政を黒字化させるには、出る方を絞る方が確実。

でも、やっぱり税金を集める方が好ましいと思う人が、多いんだろうなと思えてしまう‥‥
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