地デジ化にする周波数変更に伴うアナ・アナ変換やデジタル中継局建設費といった用途に、税金が3600億円も投じられてきた。
民放の報道番組を見ればよくわかるが、テレビには体制・官僚批判など全くない。
それは、総務省が「免許」という生殺与奪の権を握りながら、税金投入でさらに恩を売り、テレビ局を飼い馴らしてきたというコトらしいが‥‥
確かに、アナログよりはデジタルの方が画面は綺麗だ。
しかし、インターネットの発達した今、多額の財政赤字なのに巨額の税金まで使って、地デジ化するだけの意義があったのか。
財政が赤字なのだから、増税は必要だという。
確かに、その意見には一理ある。
だけど、今でも赤字だというのに、対して必要とも思えない政策にこうやって、何千億も平気で注ぎ込んでいるのを見ると、どんなに税金が増えても、財政赤字が無くなるとは思えない。
そして、節税したい人達はタックス・ヘイブンに逃げたり、休眠している宗教法人を手に入れたりという話もあるのでは、マスマス率先して税金をとは思えない。
「無駄遣い」は止めて、増税をしないという公約で、今の民主党政権は誕生したハズ。
今後、自民党の政権になっても、増税路線になるのだろうから、我々国民は隙あれば税金のキャッシュ・ベィスペンサーとしか見られてないのではなかろうか。
政府と官僚の利権のままに、日本の社会は財政赤字で沈んで行くしかナイのだろうか‥‥