共演者の石橋蓮司さんが軽妙な語り口でコメントを代読したけれど、その側で佐藤浩市さんが思わず涙をこぼしそうな感じだったので、原田さんは言葉を発することが出来ないのだろうなと思ったし、正直、もう長くはナイのだなと感じてしまい、それからホボ一週間後に亡くなられたのだが、そんな状況でも舞台挨拶に出て来たコトに感銘を受けた。
昨日は、ジブリの最新作を見て来たのだが、

映画のストーリーもだが、何より昭和の息遣いがとても印象深い映画だと思った。
とても、懐かしい映像と昔ながらの人間関係の濃い話を見つつ、平成とは違う雰囲気を感じたが、今日、昭和の名優と呼ばれるに相応しい原田芳雄さんも鬼籍に入ったというニュースを聞くと、過去の時代を後世まで残すコトの大切さを考えさせられてしまう。
ちなみに、原田さんと言えば

を映画館でワクワクしながら見たコトを思い出す。
もう遠い昔の出来事になってしまったけれど、本当に素晴らしい俳優さんだった。
時代は、止まるコトなく移り行くのだなと実に淋しい気分になった。