なんで今、と思っていらっしゃる方もいるかもしれませんが、丁度、読んでいたのが

という小説だったのと、「いい国つくろう、何度でも」というコピーで宝島社が厚木基地に降り立つマッカーサー元帥の写真を使用した新聞広告を出したコトが、昨日から話題になっているからです。
上記の小説では、憲法を押し付けられたという視点で描かれていますが、ともあれ、日本の戦後復興に役立ったのは、朝鮮戦争で疲弊した人にはお気の毒ではありますが、客観的には日本の近くで戦争がありながら、日本は九条があったが故に、戦争に巻き込まれずに、戦争特需のみを享受したという厳然たる事実があります。
タダ、小説でも書かれている様に、大日本帝国憲法が民主的で無かったにしろ、ちゃんとした手続きもナク破却されたというコトは、事実。
そういうコトも押さえて無ければいれませんが、憲法改正がしずらいという部分に関しては、そもそも法律とは違うのだから、そんなに簡単に改正されていたのでは、裁判なども根拠がコロコロ変わって困るでしょうから、それはそれでイイと思います。
本当に、国民全体が憲法を改正したいというのであれば、今や小選挙区制になってますから、改正も全く無理というコトも無いと思いますし。
アメリカが、神風特攻隊みたいに自爆する様な国民と戦いたくナイとして、非戦条項を入れたにせよ、結果的に目覚ましい復興に役立ったコトは事実なので、ソレは自覚しておくべきだと。
ソクラテスが述べた様に、「法は法」なのですから。