2011年10月13日

予想が現実になるとは限らない

将来を考える時は、より低目の設定が必要だとは思うが、良く良く考えて見ると、この先、年金を支えるのが老人一人を現役世代一人が支えるのは、2055年というのが、年金支給開始年齢を引き上げる根拠。

でも、この先、ドンドン子供が生まれるコトになれば、違った展開があるのではないかとも思うのだが‥‥

ソコを突き詰めて考えてみると、とにかく日本の専業主婦志向が強いのと、保育園の充実が不足した上に、チャンと子供手当てを出そうとしない政策のブレが問題ではないかと。

結婚の才能結婚の才能


この本によると、今や男性が女性に求めるのは、「可愛い」「賢い」「家庭的」「軽い(体重が)」の4Kに加えて「経済力」の5Kになろうとしているのだとか。

要するに、扶養範囲で働きながら、家事もしっかりというコトらしいが、日本もフランス並みに、夫婦共に経済的に自立して、働きつつ婚姻関係を続けるという大人の選択をする様になれば、年金問題も解消されるだろうに。

扶養控除という考え方が、世の中の働こうとする女性のの気持ちに水を差している気もするのだが。

ともあれ、正に不確実性の時代に突入した今、夫一人の稼ぎに人生を賭けるというのは、かなり恐ろしい気もする。

確かに、厚生年金を掛けていれば、早死にしても保障されるとは思うが、今の子供に対する高学歴化を考えれば、それだけで充分かどうか。

女性も、結婚生活と仕事の両立が出来そうな職種の資格などを手にして、何があっても安心して暮らせる人生設計が大事なのでは。

イザとなったら、専業主夫でも構わない位の度胸があった方が、現実的かも。

ともあれ、夫婦分業で稼ぐコトが可能な方が、過労死になるまで働く必要も無くなるだろうし。

そうした潜在意識の変革が無ければ、このまま日本丸と沈みゆくだけという気がする。

それにしても小泉内閣時代に「百年安心」と言ったのが、もうダメと言うのでは、信頼出来る統計を出す能力が、本当に厚生労働省にあるのだろうか?
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