ギリシャ問題も混沌としているが、ロシア政府に対外政策を助言する「世界経済・国際関係研究所」が、政府に提出した報告書で、「2020年代に北朝鮮は存在しない」と分析していたというニュースには驚いた。
日本も、今後マスマス荒波に揉まれて行く可能性は高いが、ともあれ、まずすべきは円安にする努力と、雇用の安定だと思う。
ルポ 正社員になりたい―娘・息子の悲惨な職場
リストラをした会社の株価が上がったり、役員の給料が上がっても、継続的に社員が働けない職場になってしまっては、雇用の不安定だけでナク、先行き不安により結婚も出来なければ、子供も産まれないという状況になる。
そして、年金が不安定になり、マスマス景気が減速するという最悪のパターンを脱するタメには、積極的な景気刺激策こそが必要になる。
鶏が先か、卵が先かと同じで、ドコかで負の連鎖を止めなければならないのであれば、やはり雇用の安定が一番必要になると思う。
しかし、この円高でこれから先、一段のリストラが行われそうだ。
少なくとも、無闇な円高介入によって損失を膨らますくらいならば、過去にも書いているが国債の日銀引き受けで円を増刷するしかもう手はナイのではナイだろうか。
本気で、日本国内の仕事を増やすコトを考えなければ、どうしようもナイ所まで、既に日本は追い込まれている様な気がしてならない。