2011年12月08日

明日は我が身のアメリカ

アメリカで起きたコトは、何年か何十年か遅れて日本でも起こると言われているが、確かにそうなのかもと思ったのが、こちらの本。

アホの壁 in USAアホの壁 in USA


かなり前の本なのに、企業は税金で誘致させたりして潤いながら、人件費削減のタメに大規模なリストラをしては、社会保障が必要な人を大勢産み出している。

そして、黒字になったら経営者だけが、高額過ぎる報酬を手にして、マスマス雇用を守らずに、利益を貪るという指摘。

正に、今の日本の現状とそっくり。

二大政党制は、有権者に類似の政党を選べというので、企業はどちらの政党にも多額の寄付をするコトによって、自分達に都合が良い政策をさせているという指摘もマタしかり。

アメリカで続く反格差社会デモで、首都ワシントンの議会やニューヨークの住宅街など、全米およそ20カ所で抗議活動が行われたそうだが、何れ日本の国会議事堂周辺でも、今までより大規模なデモが行われる可能性がある。

TPPに参加して、今のアメリカみたいにより超格差社会になってしまうのかと思うと、かなり古い本なのに、日本の未来が書かれている様で、背筋がゾッと寒くなった。
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この記事へのコメント
今のままでは、少しづつ近似すると思います。
Posted by ぼけなす at 2011年12月13日 02:01
ぼけなすさん、初コメントありがとうございました。

おそらくそうなるでしょう。本当に残念です‥‥
Posted by koyuri at 2011年12月13日 22:00
 
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