福島第一原発事故の収束作業を陣頭指揮し、病気療養のために退任した吉田前所長の病名は「食道がん」だと聞けば、普通は放射物質を被曝したからと考えるのが普通だろう。
しかし、東電の説明だと「食道がんの潜伏期間は5〜10年のため、被曝が原因の可能性は低い」と言われてしまう。
内部被曝に詳しい琉球大学の名誉教授は、「内部被曝では放射性物質が体のいたるところに運ばれ、あらゆる疾病の原因になる。繰り返し被曝することによって、短期間でがん細胞が成長してしまう可能性も否定できません。被曝の可能性は決して否定すべきではないと思います」と。
正に、労災隠しそのものと言うべきか。
この調子だと、我々が被曝してガンになったなら、確実に東電は無視するに決まっている。
過去の水俣病裁判や、血液製剤による血友病とかエイズ感染と類似のコトが起きる可能性が大。
自衛のタメに、マスマス福島周辺の食料が売れなくなる可能性も増す。
要するに、正しく認めるべきトコは認め、真実を話す気があるのなら、国民も信頼するのだが、嘘ばかり言っていると思うから、疑心暗義になるのではナイだろうか。
そんな心理が判らずに、冷温停止状態だの何だのと言っても、おそらくそれを信じて安心するのは、ほんの一握りとしか思えない。
大事なコトは、信じられる情報を出すコト以外ナイ、だけど今の感じでは到底無理というコトか‥‥