2012年01月22日

ガン検診は危険?

最近、「ガン検診」を勧めるTVの広告を良く耳にしたりするので、思わず図書館で手にしてしまったのが、こちらの本。

ガン検診は受けてはいけない!?ガン検診は受けてはいけない!?


以前、御客様の友人が奥様の介護をしていたのだけれど、ガン検診で小さなガンが自分に見つかってしまい、何とか治そうと色々と努力したら、逆に半年位で奥様を置いて亡くなってしまったという御話を聞いたコトもあるので、読んでみたくなったのですが本当に驚きました。

著者の主張もそうですが、何よりも驚かされたのが、推薦の言葉を書かれた医学博士の方の話に‥‥

ガン検診の「早期発見」「早期治療」を始めに提唱した博士は、東京帝大卒、癌研院長から、日本癌学会会長を歴任されたが、早期発見したガン治療で半年後に六十台半ばで亡くなられた。

しかも歴代のがんセンターの総長の内、六人中四人という高率で亡くなられていると。

1990年のチェコの調査では、肺ガン検診を受けた人ほど「ガンにかかり」「肺ガンで死に」「早死にしている」。

年間のガン利権は20兆円を下らない
のだとか‥‥

もし、本当にこの話が正しいのであれば、ガン検診をしない方が、医療費が掛からず、国民も健康で、税金も安くなるのでは?

我々は、自分の頭でこの問題をしっかり考えた方が良いかもしれません。
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この記事へのコメント
多くの利権が絡む問題は様々な人々の思惑が交錯して、
本来の目的からは程遠いものとなってしまう事が多いようですね。
がん検診について、しっかり考えていきたいと思います。
Posted by 秦野の整体師 at 2012年01月23日 01:31
秦野の整体師さん、何でも大きい声を出す方が正しいと思うのは、とても危険な様です‥‥
Posted by koyuri at 2012年01月23日 20:41
koyuri様アドバイスありがとうございます。
先走って余計なことを申しましたすいません。
いつも心に思うのは、「患者さんに向き合うように、
社会に対しても真摯に向き合いたいな」ということです。
地道に少しずつ丁寧に、
決して声をあらげず、人にあわせて柔軟に。
しかしそれでいて頭の中はぶれない考えを持つのが、自分の理想です。
患者さんにも社会にもそうでありたいと思うのですが、、、
難しいですね(笑)
Posted by 秦野の整体師 at 2012年01月24日 03:11
秦野の整体師さん、難しい問題ですよね。

誰かを説得するには、声を出さないとイケナイけれど、力が強い人達の声の方が正しく聞こえてしまうので、逆らうというのは自分が異端者にならなくてはイケマセンから、相手に本当に信頼を寄せて頂かなければ、意見を聞いては貰えませんし。

でも、おっしゃる様に地道に少しずつ丁寧に説明するコトで、正しいコトが世の中に伝われば、何時か世の中が少しでも良くなると信じて進むしかありませんからね。
Posted by koyuri at 2012年01月24日 21:43
 
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