最高血圧の左右の差が15ミリHg以上あると、手足の動脈が狭くなったり、動脈硬化が進んだりする危険が2.5倍になり、認知症などにつながる脳血管障害が起きている危険も1.6倍になっていた。また循環器の病気で死亡する危険も1.7倍だった。重要なのは血圧の差で、左右の腕のどちらが高いかは人によって異なる というのだが、正直な話、左右の腕というのは、どちらが効き腕かというコトや、どう使っているかというコトで、硬さが違うコトが結構ある。
無論、硬くなっている方が無理をしているのだから、色々と問題はあるワケで。
要するに、硬くなっていて血液の流れが悪くなっている方が、毛細血管にまで血液を流そうとして、血圧を上げているのではナイだろうか。
腕は、簡単には柔らかくナラナイけれども、繰り返し繰り返し刺激を与えたり、温泉が一番効果はあるが、温かいお風呂でほぐしたりすれば、徐々に柔らかくなるモノ。
ちなみに、あまり優しい感じの刺激よりも、多少は痛い位の方が効き目はあるが。
動脈硬化を調べる方法として足首で測った血圧と腕で測った血圧の比較が行われているそうだが、足首は本当に硬くなりやすい場所。
結果を待つコトも無く、今からでも遅くナイから、寝る前や寝起きにに足首をグルグル回すコトを是非習慣にして頂きたい。
身体が硬くなると、血液が回り難くなり、血圧が上昇するというコトは、子供の頃はさほど高く無かった血圧が、歳と共に高くなるのだから、自明の理。
柔軟体操をなるべくして、高血圧を予防して欲しいモノだ。