風邪はウイルス感染によって起きる病気ですが、インフルエンザなどと違って、風邪を治すための抗ウイルス薬は、ほとんど開発されていません。
抗生物質は風邪の原因であるウイルスではなく細菌をやっつける薬ですから、風邪には効きません。そればかりか、安易に抗生物質を飲むと体の中の菌が耐性を獲得してしまい、いざというとき抗生物質が効かなくなってしまううえに、下痢などの副作用も考えられます。そして風邪による熱は、ウイルスを弱らせるために出ているものです。それなのに解熱剤を飲んだら、せっかく体が治ろうとしているのを止めるのと同じ。わざわざ治りにくくしているようなもの。
血圧の上と下の値の差を脈圧といいますが、この脈圧は動脈硬化が進むと大きくなる。つまり、血圧の上と下の差が大きいほど、心筋梗塞などの発症リスクが高くなる。
鉄欠乏症による貧血は、そもそも食品からの鉄分吸収がしにくい体質のために起こることが多く、このケースでは、レバーなどを食べても鉄分は吸収しづらい。その場合は薬で補うべきなど、様々な医学の新常識があります。
タダ、最後の貧血に関して言えば、鉄剤を飲むと下痢をしてしまう人も居るので、必ずしもそうとは限りません。
出来れば食べ物から吸収する努力をするのが一番だと思います。
しかし、錠剤や液体のシロップなどが合わない人も、注射なら大体はOKですから、最最後の手段として試すのもイイかもしれません。
とにかく、大多数に合うかどうかというコトも大事ですが、自分に合うコトが一番大事です。
何事も、誰かが言ったからというよりも、試してみて自分に合うものが、一番健康に良いというコトをマズ優先して欲しいですね。