2012年02月11日

間違った医学常識を捨てよう

風邪はウイルス感染によって起きる病気ですが、インフルエンザなどと違って、風邪を治すための抗ウイルス薬は、ほとんど開発されていません。

抗生物質は風邪の原因であるウイルスではなく細菌をやっつける薬ですから、風邪には効きません。そればかりか、安易に抗生物質を飲むと体の中の菌が耐性を獲得してしまい、いざというとき抗生物質が効かなくなってしまううえに、下痢などの副作用も考えられます。そして風邪による熱は、ウイルスを弱らせるために出ているものです。それなのに解熱剤を飲んだら、せっかく体が治ろうとしているのを止めるのと同じ。わざわざ治りにくくしているようなもの。

血圧の上と下の値の差を脈圧といいますが、この脈圧は動脈硬化が進むと大きくなる。つまり、血圧の上と下の差が大きいほど、心筋梗塞などの発症リスクが高くなる。

鉄欠乏症による貧血は、そもそも食品からの鉄分吸収がしにくい体質のために起こることが多く、このケースでは、レバーなどを食べても鉄分は吸収しづらい。その場合は薬で補うべき
など、様々な医学の新常識があります。

タダ、最後の貧血に関して言えば、鉄剤を飲むと下痢をしてしまう人も居るので、必ずしもそうとは限りません。

出来れば食べ物から吸収する努力をするのが一番だと思います。

しかし、錠剤や液体のシロップなどが合わない人も、注射なら大体はOKですから、最最後の手段として試すのもイイかもしれません。

とにかく、大多数に合うかどうかというコトも大事ですが、自分に合うコトが一番大事です。

何事も、誰かが言ったからというよりも、試してみて自分に合うものが、一番健康に良いというコトをマズ優先して欲しいですね。
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この記事へのコメント
鉄剤に関してはたいていの方が悪心を感じたり、胃腸の不快感を覚えたりしますから、合わない時は違う方法を考えるべきですね。メディアなどの情報は片寄ってます。万人向けのことがほとんどですから、ご自身の身体の叫びをよく感じてあげることが大事だと思います。
Posted by 鍼医K at 2012年02月12日 01:22
ウイルスは確か人間の細胞から変異して出来たと聞いた事があります。
常識の枠を取り外すと今まで見えていなかったものが見えてきたりしますね。
Posted by 俊樹 at 2012年02月12日 02:00
鍼医Kさん、自分と他の人とは同じではナイと思っておかないと、大変なコトになりますしね。
Posted by koyuri at 2012年02月12日 13:21
俊樹さん、そうですね。

常識に縛られると、逆に間違う場合もありますし。
Posted by koyuri at 2012年02月12日 13:23
 
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