湾岸戦争の背景を考えると、かなり臭い話が転がっているが、今の状況は簡単には明らかにはならないけれど、少し前なら明らかになるというコトは結構ある。
夜は罠をしかける (新潮ミステリー倶楽部)
湾岸戦争の終結後のクウェートが、どう立ち回ったのか、そしてアメリカと日本はというコトが、ミステリー仕立てで描かれています。
著者は経験を織り込んで、小説を書くタイプなので、ある程度は現実にあったコトなのかも‥‥
戦後復興の裏側に合った出来事が、こんなにドロドロだとしたら、戦争の発端もドロドロしていたとしても不思議ではナイと思います。
ともあれ、黒人のアメリカでのスタンスというものも、日本では理解し難い部分もあり。
アメリカで暮らして、アメリカを見つめ続けた日本人の話を聞くコトで、我々も世間の見方を変えるべきなのかもしれません。