以前、紹介した本では中国の死刑囚をドナーとしていたが、最近では各地で売買による生体腎移植が横行していて、「山東省臨邑県の農村には集団で自分の腎臓を売る『臓器村』が存在し、15人のドナーを用意できる」と紹介。腎臓提供の相場は約5万元(約62万円)で、間に入るブローカーや医師らが報酬を取り、最終的に日本人ら外国人が腎移植を受ける際に必要な経費は計50万〜60万元(約625万〜750万円)に上るという。
一方、いまや日本でも完全失業者は2年連続で100万人を超え、派遣やパートなどで働く非正社員が全雇用者に占める割合は35.2%となったとそうだ。
グローバル・スタンダードという言葉の元で、お金がある人は無い人を踏み台にしてドンドン儲けるという世の中が出来上がろうとしている。
東京電力にしても、一度清算してから国有化ならばともかく、過去の責任をウヤムヤにしての国有化とか、社会の上層部は税金で上手い汁を吸い、弱者は少ない給料からドンドン税金を取り立てられるというコトになりそうだ。
気を付けてナイと、世の中の論調も、本当に正しいコトを少しだけすり替えて、見せかけだけは正しそうな感じにして、皆が同調する様に導かれている可能性がある。
カルト集団の手法を馬鹿にしているけれども、もしかしたら我々はその術中に嵌まっていて、絞られるだけ国家から絞られようとしているのかもしれないのだから‥‥