
ともあれ、ジェンダー・フリーという言葉を嫌いな頭の硬い男達よりは、まだマシという気はするモノの、泣く男達が女性を認めているかどうかも気になる所で‥‥
別れに際して、泣いてしまう男というのは、別れが悲しくて泣いているのか、振られたコト自体が悲しいのか、はたまた自分が振られるとは思わなかったのに振られたコトに驚いて泣いているのか、ちょっと不明だったりして。
十年ほど前、娘の小学生の同級生にも、先生に注意されたら大泣きしてばかりの男の子が居て、流石に高学年になったら、多少は回数が減ったみたいだったが、それって自分に対する評価が低過ぎるからなんじゃないかと。
勉強もスポーツも出来る方だというのに、些細な注意で泣かなくても良いだろうにと客観的には思ったのだが。
世の中には、子供に求める要求が高過ぎる親というのは結構存在しているので、当然褒められると思っているのに、もっともっとと求められると、自分に満足出来なくなり、自己否定の気持ちが強くなってしまう人が居る。
他人から、否定されたコトに対して、あまりに落ち込みやすい人が増えていて、だから、昔と違って女性に声を掛ける男が減っているのかとも考えてしまった。
ともあれ、十五年ほど前にも、主人の友人の結婚式で号泣している声が聞こえたので、誰かと思ったら花嫁の弟という話を聞いたコトもあるから、既に男は人前で手放しで泣く時代が来ているのかもしれないが。