昨年1年間の全国の自殺者が、前年を下回ったにも関わらず、「学生・生徒」が前年より約11%も上回ったという。
今みたいな時代だと、「この先に良い人生が待っていると思えない。死んだ方が楽なんです」という気持ちになるのも判らなくはナイが、そんなに早く諦めるのは早過ぎると思う。
しかし、どんな時代でも若者というのは、純粋であればあるホド、先行きに不安を覚えるもの。
タダ、良く考えて欲しいのは、一年前の今日もうすぐ日本に大地震が来ると思っていた人が、何人この世に居たでしょうか。
大地震は悪い出来事ですが、その逆のコトだって起こりうるハズとは思えないでしょうか。
人間、悪い方に向かっている思うと悪いコトばかり起こる様に感じてしまいますが、良い方向に向かうコトがあるかもしれません。
「未来」という言葉は、漢文読み下しだと「未だ来ず」というコトです。
マダ、来てないのですから、どうなるかというのは、誰にも判らないのが普通です。
つまり、人生というのは来て見て初めて、どうなるか決まるハズ。
少なくとも、まだ人生の最初の部分しか生きてナイのに、人生の全てを勝手に決めるコトは無理だと思います。
人生が、どうなるかはもう少し生きて見てからでも遅くないと思います。