真実は語られるとは限らない
北朝鮮の衛星なのか、ミサイルなのか判らない発射予告でで大騒ぎしているけれど、朝鮮戦争の時に、米軍が何一つ武器を持たない避難民を、ただ北朝鮮の兵士が紛れ込んでいるという疑いだけで虐殺し、韓国もアメリカに遠慮してそのコトを認めていないというノングリ事件があったというコトを森村誠一の小説で知った。
サランヘヨ(愛する) 北の祖国よ
「避難民に紛れていたのは北朝鮮軍兵士ではなく、韓国の義勇軍兵士であり、誤って米軍に発砲し、米軍がこれに応酬した」とするノグンリ虐殺幻論を説く人が存在したりと、実に南京大虐殺の話と同じで、真実というのは藪の中にある。
ともあれ、北朝鮮の策略に踊らせられるコトなく、冷静に対処しなければ、逆に問題が大きくなって、平和が崩れる可能性もある。
歴史というのは、勝者が書くので、必ずしも我々が知っている歴史が真実とは限らない。
上記の小説は、ミステリーであって、ノンフィクションではないが、世の中には我々が知らないコトも色々と存在する。
物事はある方向からだけ見ると、冷静な判断を欠いてしまうのだが、少なくとも自国の利益を考えずに、物事は行われないハズなのに、TPPという新たな経済戦争を、「性善説」に基づくからなのか、日本にとって素晴らしいコトだと手放しで讃えてしまう様な、今の政府には本当にガッカリだ。
我々に必要なのは、物事の真実を見抜く力なのだと、改めて痛感する。
日本が、新たな戦争に踏み出さないダメにも‥‥
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Posted by seitaisikoyuri at 22:54│
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個々、いろいろな思想があるとは思いますが、今の政治家は片寄りがあり過ぎるように思いますね。将来的なビジョンも明確でないし、言動にも責任を取らないですしね。
今の北朝鮮は国際的に孤立するような気がいたしますが・・・。
北朝鮮の動きに相変らず振り回されている感じですね。
もうこの際ほっといたらいいのではないでしょうか?
鍼医Kさん、無責任なのが一番困りますね。
誰もが、今だけ良ければというのでは‥‥
takachanさん、世渡りとしてチキン外交するしかナイのでしょうが、あまりに馬鹿げてますよね。
俊樹さん、ワガママな子供に振り回されるダメ親みたいに、各国が見えてしまったりします。