明日からも忙しい上に、子供達の学校も始まりますので、春休みでのんびり起きていた生活と、サヨナラしなくてはなりません。
早寝早起きを目指して、休日ですので、早目にブログを書いておきます。
かなり期待して読んだ本がハズレな時もあれば、さほど期待しなかったのにエエッという驚きを与えてくれる場合もありますが、こちらの本は後者。
男の勘ちがい
二つの今まで知らなかった(他でも読んだコトがあるかもしれないけど、忘れてしまっていたのかもしれませんが)事実が在りました。
それは、東京大空襲を遂行したルメイ少将が、戦後、「航空自衛隊の育成に貢献した」という理由で、天皇から勲一等旭日大綬章を貰っていたというコトと、シャーロック・ホームズはドラッグに依存していた引きこもり気味の仕事依存者として描かれていたという話。
父がアルコール依存で精神病院で亡くなり、年下の家庭教師と長年不倫していた母親を憎悪していた息子がコナン・ドイルだったとは。
そして、冒頭の表題にしたのは、今までの何故という部分にスッキリとした説明をしてくれたから。
「世間」というモノが、マスコミに刺激された時、「世間から忘れられた、哀れな弱者」と思っている「悪意の透明人間」を産み出し、彼等が電話でEメールで、そしてFAXで、叩くべき相手を待ち望み、生贄を見つけてはボコボコにするのを楽しんでいるのは、正に「いじめ」の構造以外の何物でもナイと。
少なくとも、自らの名前などを秘匿して、他人を誹謗中傷する人間の意思をあまりに尊重するコトは、あまりに無意味で、歪んだ社会を生み出し続けている元凶なのだろう。