2012年05月15日

どんなに増税したって‥‥

ザルで水を汲んでいる今の状況では無理という気がしたのが、こちらの本。

この国は議員にいくら使うのか―高給優遇、特権多数にして「非常勤」の不思議 (角川SSC新書)
この国は議員にいくら使うのか―高給優遇、特権多数にして「非常勤」の不思議 (角川SSC新書)


議員の給料は、官僚よりも高いとGHQに決められたので、官僚は議員の歳費を上げないと、自分の給料も上がらないからと、何かにつけて給料を上げて来た。

そして、税金で贅沢三昧な暮らしをし、米国みたいに立法のタメの勉強は官僚に丸投げのお気楽な政治家ばかりが生まれ、特権を世襲する日本の政治が劣化するのは、当然のことかも。

数限りなくある議員の特権を読んでいると、これではどんなに税金があっても、不足するのは当然かと。

領収書不要のお金に馴れ、庶民と桁外れの暮らしをしていれば、世の中のコトなど判らなくても仕方ない。

著者が、議員仲間に疎まれたコトは、当然と言えば当然かもしれないが、税金を自分のお金だと思って大事にする気がある人に政治家になって貰わなければ、この国はとても浮かび上がれそうもナイ。
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この記事へのコメント
庶民派と言われたり市民活動から議員になった人でも、ころっと変わってしまいますから、よほど議員という職業はおいしいのでしょうね。議員定数もそうですし、報酬体系なども見直さなければならないんだと思います。選挙や秘書を抱えるのにお金がかかるといいますが、そういうところってどうにでも変えられることなんですけどね…
Posted by 鍼医K at 2012年05月15日 23:50
なんだかんだ言われてても官僚の連中は政治家議員たちをうまく使って、最後は官僚の連中のシナリオ通りになるのだと、夏の解散総選挙等につけてもね。
Posted by 智太郎 at 2012年05月16日 14:45
政治業は凄く優遇されていますから一度やったら辞められません。
ある地方の選挙最終日でした。

候補者「あと一歩です、助けてください!」

 村の人「助けてもらいたいのはオラのほうだ・・」
Posted by takachan at 2012年05月16日 15:23
鍼医Kさん、読んだらあまりに世の中との違いに驚いてしまいました。

ころっと変わるのも無理はナイと思っちゃいます‥‥
Posted by koyuri at 2012年05月16日 21:27
智太郎さん、官僚の給料や待遇を上げるタメには、議員を持て成しておいた方が有利な仕組みになっているコトが、本当に良く判りました。
Posted by koyuri at 2012年05月16日 21:29
takachanさん、議員さんの運転手さん達は、一日約20キロを運転するだけで、年収800万円だそうで、如何に庶民とかけ離れているかというコトですね。
Posted by koyuri at 2012年05月16日 21:30
 
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