2012年07月02日

情報はココまで

もしかすると、かなり久々の超おすすめ本かもしれません。

オーディンの鴉オーディンの鴉


インターネットはココまで、ありとあらゆるコトが可能になるという戦慄の小説。

誰かが、悪意を持ってある相手を陥れようして、事実の中のほんの一部を違う感じにしようという意思を持って継ぎ接ぎすれば、本当の事実でナイものが、他人から見ればリアルになってしまう。

検事たる職にある人でも、こんな風に罠に嵌められてしまうと大変になるのだから、おそらく普通の人なら、簡単に人生を破滅させられてしまうかも‥‥

安易に、ネット環境を利用するコトの良し悪しなど、考えさせられるコトが満載です。

著者の他の本も読んでみたいと思うだけの、素敵な話でした。

マジで、考えさせられる本です。
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この記事へのコメント
ネット上は基本的に文字のやり取りなので、ニュアンスなどを変え安いからなんでしょうね。特に日本語はあいまいな表現も多いですしね。
Posted by 鍼医K at 2012年07月02日 23:50
鍼医Kさん、ミステリーなので書きませんでしたが、防犯カメラの画像を細工して、普通の行為をミス・リードさせたり、合成画像を防犯カメラの画像として犯人にしたてあげたりと、権力の上層部が連帯すれば、犯罪も幾らでも作り出せるというコトです。
Posted by koyuri at 2012年07月03日 10:25
スマフォが普及して更にネット世界が拡大してきたように思います。
インターネットには不可能という文字がないような気がしますね。
良い方向へ向かえばこれほど便利なものはないのですが。

ブログには書きませんでしたが、ザ・ピーナツの2人がわたしの叔母に似ていたので、それもあって思い入れが深いんです。
Posted by 俊樹 at 2012年07月03日 16:08
俊樹さん、ネタバレになりそうですが、主人公を追い込むのもネット、助けるのもネットの力なのですが、それでも残る不安という感じになってます。

全て、使う人間次第なんですけどね。
Posted by koyuri at 2012年07月03日 20:30
 
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