日本で盛り上がりる大飯原発再稼動への抗議活動「あじさい革命」。特に6月29日の数万人デモをスイスからも支持しようと首都ベルンでは7月6日、スイス人を含む約60人があじさいの花を手に抗議文と署名を日本大使館に渡した。
主催者の一人は、「大切なのは、こうしたインターネットなどを通して自分の意志でデモに集まり、署名した人々がこんなにもいるということだ。『スイスからも日本の野田政権の動きを見つめているぞ』という意思表示ができたことが重要だ。このスイスの動きが世界のほかの都市にも伝わっていって、世界中が監視している、そんな風になっていったらうれしい」と語ったそうだが、世界も日本を見つめている。
日本でも、デモは三月末から毎週末に実施されているが、3号機の運転再開後は初めて。雨にもかかわらず、大勢の人が集結し、再稼働強行に対し怒りの声を上げたというコトだが、その事を取り上げないテレビや新聞もある。
しかし、どんなに隠蔽しようとしても、真実は世の中に伝わる時代が来ているのだ。
最近、長野県では昔よりも、小水力発電のコトが話題になっている。
ある程度のコストだけで、安全な電力が出来るのであれば、当然そうすべきだろう。
「日本人は、水と安全はタダだと思っている」と昔は言われたが、今や、飲料水を買う人も多くなっている。
だとするならば、当然安全のコストは、安全保障だけでナク、原子力にも適用されるべきだ。
米軍の軍事製品に、多額の出費をする位ならば、同じ安全という意味で、日本の電力にも傾注すべきだろう。
無論、いい加減でハチャメチャな東京電力の今の首脳陣には退いて頂いた上で、新たなエネルギー政策を語った人にこそ、今度は政権を担当して頂きたいものだ。