丹羽宇一郎駐中日本国特命全権大使に対する評価が、マチマチになっているが、右翼的な発言は格好良く聞こえるし、耳触りはイイだろうが、確たる信念も裏付けになる様々な状況があればこそであって、精神論だけで何とかなると思うのは、戦前と類似の考え方。
読みごたえありサイトにリンクしてはあるものの、考え方にはあまり賛成しかねる部分もあるのだが、世の中にはそういう考え方もあるのだと知ろうとして、ブログを読んでいる方の最新作を読んで見た。
尖閣喪失
おそらく、このシュミレーションはかなり可能性が高いと思われる。
著者は、だから日本も軍隊をしっかり持つべしという考え方をする方なので、結果に対する評価には同意しかねるが、少なくとも竹島の二の舞にならないタメにも、日中関係を良好に保つというのは、一定の抑止効果が存在するだろう。
本当に、戦争をするつもりが有るのなら別だが、無闇にコトを荒立て、問題を大きくするコトが本当に良いのか、冷静な議論が出来ないコトにこそ、戦前の空気が流れている様で気になる。
日米同盟が、本当に対等な関係ではナク、米国の支配関係であるコトは、オスプレイに対するアメリカの姿勢を見ても、理解出来る。
過大な同盟に対する期待を捨て、過剰な自信を捨てて、虚心坦懐にどう動くのが、日本の国益に適うのかという発想が無ければ、タダ、問題をこじらすだけだろう。