サハリン 日本からの輸入車 またも放射能汚染でストップという見出しに驚いて、スグに読んで見ると、
サハリンのコルサコフ港に到着した日本の船に積まれていた車2台と修理部品が、放射能汚染により止められた。だという。
税関によれば、以前のケースと同じく、自然量の2倍のガンマ線が発見されたという。タイプはセシウム137.
つまり、日本では報道されてナイけれども、外国では日本の放射能汚染に対して、厳しい目が向けられているというコトだ。
こちらの話題も、あまり報道されてナイが、ロンドンオリンピック開会式で日本人選手団が不可解な退場をさせられた。理由はいまだ明らかになっていない中、当初は「トンデモ説」と思われてきた「がれきバッジ説」がじょじょに信憑性を増してきているのだそうだ。
環境省の肝いりで「日本の力をひとつにプロジェクト」が日本オリンピック委員会(JOC)と協力のもと制作したもので、原材料には宮城県南三陸町に流れ着いた流木を使い、デザインには世界的なファッションデザイナーであるコシノジュンコ氏を起用。津波で大きな被害を受けた南三陸町、石巻市の子どもたちがメッセージを書き込んで、お守りとして制作した。というコトらしいが、日本の鈍感さに対して、世界がどう考えているのかを知らなければ、こういう事態を引き起こす。
この計画の目的は、校庭や運動競技場などががれきの仮置き場となっているため、子どもたちのスポーツ環境が復興していないことをアピールすることだという。がれきとオリンピックを結びつける理屈の強引さは、ひどく子どもじみている。
バッジは7月21日の「オリンピック競技大会日本選手代表選手団壮行会」にて、子どもたちの代表からオリンピックに出場する選手たちに渡された。
ロンドンオリンピックの開会式には、世界的なアスリートたちの他、英国王室のメンバーも参列した。そんな席に「放射性物質」を置くわけにはいかない
外国の人々は、日本が困っているというので援助はしたかもしれないが、だからといって他国から自分達に有害かもしれないモノを持ち込まれるコトに対しては、とても敏感なのだというコトを忘れてはイケナイ。
こうした報道が日本でホトンドなされないから、原発を再稼働するなんて気持ちになるのだろうが、不況で困っている現況を打開するには、コンクリートの公共事業よりも、再生可能エネルギーに対して、税金を拠出してでも、普及させるコトでしか、景気の回復は望めないのではないか。
このままでは、震災不況で日本はダメになると経済アナリストの森永卓郎氏が述べているそうだが、増税続きでは当然だろう。
自分達へのキック・バックを期待している様な政治家の人々の言いなりになっていては、我々国民はタダ疲弊してしまうに違いナイ。