毎日を幸せに過ごしたいと思ったら、楽観的になることでポジティブな面に集中する必要があるという。
人の考え方やものの見方は遺伝的要素や経験、それに「認知バイアス」に影響される。
遺伝的要素や経験を変えることはできないが、認知バイアス(過去に起こったことの説明の仕方)を変えることはできる。
自分が自分の親友になる、もしくは専属コーチになると想定し、自分にとって一番有効な励ましや愛のムチを繰り出すのが最大の方法で、そうした自己憐憫的な人はより幸福感を感じるコトが可能になる。
「グラスに半分しか水が入っていない」と必ず思ってしまう人であっても、ポジティブな面に集中するよう脳を訓練することは可能。
その日起こったネガティブなこととポジティブなことを日記に書き、1つのネガティブなことに対して、4つのポジティブなことを書く習慣をつければ、悪いことだと思っていたことにも、良い面を見つけようと脳が訓練されるのだとか。
とかく、我々は自分の失敗を何時までも引き摺りやすいが、すべての不幸な事故や過ちについて自らを責めることによって、自分たちの惨めさを一層ひどくするようなことはしない方が良い。
人生を生きるのであれば、少しでも楽しく生きた方が得。
自分は良い人間だという気持ちを強めた方が、何につけ自分がやろうとしていることがうまくできるからだ。
自分にも、他人にも厳しく生きると、人生がギスギスする。
人間だから、失敗もあると思って、明るく生きた方が、キラキラして生きられる。
大変な日を過ごしたときはとりわけ自分に優しく接している人は、より前向きな感情を持ち、年老いていく過程にも上手に取り組んでいる。
我々も、先人の知恵に学ぼうではありませんか。