2012年08月29日

米国で問題視されるホームレスの携帯

携帯電話は、現代人の必須ガジェットだが、今やホームレスの人たちにとっても、「ライフライン(生命線)」になりつつあるのだとか。

南カリフォルニア大学の研究結果によると、十代のホームレス人口の62%が携帯電話を持っていて、その半数以上が、ホームレスでない友達と関係を保ち、両親とやり取りする若者も4割を超える。就活で、企業などと連絡を取り合う人も36%に上る。

日本でも、ネットカフェや野宿でしのぐ若者が、携帯電話に日雇いアルバイトのメールが入ると飛んでいく様に、必需品になりつつある。

住み家を持たない十代の若者の85%が、携帯電話や図書館などの共用コンピューターでインターネットにアクセスしていて、米国では、「ライフライン」と呼ばれる低所得層向けの連邦政府プログラムの下で、フードスタンプや女性・児童向け栄養強化計画(WIC)などの受給者に、無料通話付きの携帯電話が支給されるから、より一層の広がりを見せているらしい。

ホームレスの人たちにとって、携帯電話は、実利的な恩恵はもちろん、通話やソーシャルメディアを通じて社会との接点を保ち、声なき声を届けるための、かけがえのないツールになっている。


つまり、携帯会社のキャッチ・コピーではないが、誰しもが誰かと繋がりたがっているのかもしれない。

州によっては、ホームレス人口の大半を、親類の家やシェルターを転々とする家族持ちが占める場合もある。そうしたファミリーにとって、児童向け公共無料食事サービスの配給場所などをつかむためにも、欠かせないという部分もあって、米国でも日本でも、携帯電話は今後一層、我々の日常に踏み込んで来るだろう。

生活保護を受けている人たちが携帯電話を持つことに対し、保守派からは辛らつな批判の声も聞かれるというが、日本でも生活保護の受給が大変になりつつある様に、景気が悪くなると、貧困対富裕層みたいな構図になっている。

ダガ、日本でもクーラーが贅沢品と言っていたが、熱中症を予防するタメに許されるようになった様に、米国での携帯電話は最早、贅沢品とは言えなくなりつつある。

携帯電話の便利さに、もう誰もが魅入られてしまった時代なのかもしれない‥‥
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