2012年08月31日

問題のすり替えではないのか

フロリダ州で起きた空軍のオスプレイ墜落事故について、前方を飛行していた別のオスプレイから受ける気流への対応を誤った操縦士の「人為ミス」が原因とする調査報告書が公表されたというが、問題の本質は機体の欠陥なのか、それとも「人為ミス」かではナイはず。

低空飛行訓練をしようとしているのだとすれば、より墜落の可能性は高まるだろうし、何より日本は人口が過密しているのだから、原因が何であれ墜落した場合に、多くの人や自然が巻き込まれる可能性が高いというコトではないのだろうか。

製品の開発部門ならば、どちらの原因で墜ちたのかというコトは、とてつもナク大事なコトであろうが、墜ちたらどうするのかという結果こそが、一番大事なのであって、万が一、墜落したら困るというコトで、配備に反対している人々が多いに決まっている。

人間だから、当然、間違いがあるという前提に立てば、今後も事故が起きる可能性は排除されない。

周囲が、何もナイ場所であれば、例え墜落したとしても、他に影響は与えないだろうが、狭い日本に墜落しても大丈夫な場所が有るとも思えない。

盛んに「人為ミス」を言い募るのは勝手だが、物事の本質を報道しないマスコミと当事者の政府に対して、嫌な感じがする。

事故に巻き込まれて遅過ぎるのは、オスプレイだけでナク、東電の原発事故とて同じではないか。

鈍感を装って、何もかも後手後手になるのだけは止めて欲しい。

悪いコトを未然に防ぐのが、本当に正しい道なのだから‥‥
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この記事へのコメント
米国本土では市民の反対などで訓練飛行が延期されたり断行できない状況だというのに、日本では安全だから訓練するという理屈はかなりおかしな話です。安全というなら本国で反対運動など起きないはずですしね。防衛大臣も発言を聞いていて情け無いというか悲しいですね。
Posted by 鍼医K at 2012年09月01日 00:46
鍼医Kさん、日本はアメリカのポチなのかと情けなくなりそうな話ですね。
Posted by koyuri at 2012年09月01日 20:05
 
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