睡眠や記憶形成には、神経伝達物質ドーパミンが重要な役割を果たしていることが知られているが、脳内のどの部位に働き掛けているかなどの詳しい仕組みは分かっていなかった。
熊本大学は、脳内で「睡眠」と「学習」が全く別の独立した神経回路で制御されていることを、ショウジョウバエを使った実験で明らかにし、粂准教授は「睡眠中の脳への情報入力方法が開発されれば、高度な睡眠学習への道が開ける」と話しているそうだが、これで思い出すのが苦手だった英語の授業。
真面目に覚える気が無かったので、一生懸命カセットテープに文章を繰り返して吹き込んでは、寝ながら聞いて覚えていた。
でも、結構、寝ながら覚えたのか、寝る直前に繰り返し聞いていたから良かったのか、小テストでコツコツ点数を稼いで、本テストの点数の悪さをカバーしていた気がする。
ともあれ、そういう「ものぐさ」は多分、世の中に多いと思うので、この研究が進めば、色々なモノがテキストとして売り出されれるだろうし、無理して記憶しなくて済むのだから、外国語アレルギーの人なども、激減する可能性もあるだろう。
大体、言葉はどんなに難しくても、母国語はホトンドの人が覚えられるのだから、要領さえ判れば応用は可能だろう。
言葉の行き違いなどが無くなれば、もう少し世界が纏まるかもしれない。
どんなに上手に翻訳したとしても、微妙なニュアンスの違いが原因で気まづくなる場面もある。
日本が、世界にアピール不足なのも、国民性もあるだろうが、やはり日本語の特殊性に甘んじてばかりいるからではないか。
流暢な日本語を操れない人が増えつつあるのも心配だ。。
何につけ、言語の壁を打ち破って、政府としても、もう少し外交上手になって欲しいものだ。