2012年10月22日

エッと思うコト

毎日、飽きもせずに橋下徹大阪市長と週刊朝日の連載に関するニュースが多いけれども、あまりに露出するので、別に見ようとも思わずに見ていたら、「こんな独裁者がいますか?」みたいな話を自らしていたのだけれど、独裁者というのは、普通は優しい顔をして、民衆のタメになると言って政権に就き、それから民衆を自分の思いのままに操るのだから、独裁者になるかどうかは、誰にも判らないというか、「権力は腐敗する。絶対権力は絶対に腐敗する」という言葉ではナイが、権力者になった途端に、腐敗が始まるのが普通なので、誰にでもダメな権力者になる可能性は存在する。

その辺を知らない無知な人なのか、ワザと無視して話しているのかというのが不思議なトコなのだが、ともあれ、いわゆる劇場型政治家であるコトだけは、間違いナイだろう。

日本人は、とてもそういうタイプの政治家に弱い。

小泉元首相は、未だに人気があると言われているが、では何をやったのかというと、格差社会を広げたコトと、日本郵政を外資に売り渡そうとしたコトだけに、尽きるのかもしれない。

単にルックスでイイだけならば、政治家じゃなくて、美形の俳優を政治家にすればイイだけの話。

そんなコトだから、日本の外交は他国に舐められて終わりなのだろうが‥‥

ともあれ、どんなに激昂したとしても、記事を執筆したノンフィクション作家の佐野眞一氏に対しても、「佐野を(社会的に)抹殺しにいかないといけない」などと激しい言葉を並べたそうだが、政治家として本当にそれでイイのか。

売り言葉に買い言葉では、一つ間違うと相手が外国だったとしたら、戦争にもなりかねない。

今の所は、国政には出馬しないという話だから安心だが、市長選挙にも出ないと言って、出た人だからそれなりに心配になる。

マスコミも、もう少し画になる政治家探しを止めて、政策で勝負する政治家を発掘しなければ、何れは共倒れ。

日本と言う国が、ダメになってしまったら、当然、マスコミもダメになるのが、判らないのだろうか。

何だか、逆の形で佐野さんの意思が、国民に広まっていそうなのだが。

おそらく、連載は止められたとしても、単行本にして出すコトは止められないのではナイだろうか。

この問題は、簡単には決着しない感じがする。

何も決められない国会もそうだが、日本の政治家というモノに、呆れ果てる毎日が続いている。
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