鹿砦社から発行された、『タブーなき原発事故調書〜超A級戦犯完全リスト』(鹿砦社特別取材班・編著)という、第一部が東電元社員をはじめ、原発問題に積極的に取り組んでいる人々のインタビューが掲載されている書籍に対して、取次大手トーハンが配本を拒否しているという。
鹿砦社のサイトやAmazon.comにアクセスして直接購入するか、書店に取り寄せの形で注文すれば、入手可能だというが‥‥
2008年、コンビニエンス業界最大手のセブンーイレブンを題材にした『セブンーイレブンの正体』の時も、同様の処置を取り、各方面から批判を受けたため、後に撤回している過去がある会社らしいが。
ともあれ、上記の本は、徐々に販売数を増やしつつあり、鹿砦社への直接注文のほか、一部の書店では独自の判断によって同書を入荷し、店頭に陳列しているというから、日本の良心はまだ捨てたものでもナイけれども。
このブログで、何度も警告しているが、確実に第二次世界大戦の時の状況と徐々に似て来ている。
独裁政治にしても、最初は抗議運動をしている人々を取り締まるというあたりから始まり、最後は自分は無関係だと感じていた一般人への取り締まりに終わるというコトは、歴史が証明している。
無論、日本だけでナク、外国でも。
こうした非常識なコトが、順々に積み重なって行って、アッと思った時には、全ての自由が奪われて行くのだ。
誰しも、多少は理不尽だと思うコトがあっても、自分とは無関係だと知らん振りをしてしまいがちだが、何れその結果は自分に跳ね返って来る。
理不尽だと思うコトに対しては、少しでイイから声を上げなければ、徐々にそれが普通になってしまう。
今の日本にだって、治安維持法があった時代を生きた人々も居るコトを考えれば、北朝鮮だけが特殊な国ではナイこと位、誰にでも判るハズなのだから。