困っている人を助けるのは良いコトだ。
だけど、自分の財布から拠出するならともかく、メンツだけで税金だからと、勝手に出されたのでは国民はタマラナイ。
少し前の本だが、今、読んでみて、知らなかった新聞記事に驚く。
ウラ読みニッポン―新聞ではわからないことがわかる本
スマトラ島の地震で、外務省は当初、3000万ドルの無償援助を行うと発表したが、米国が3億5000万ドル、中国が6000万ドルの支援を発表したら、四日後に、一気に5億ドルを支援するというコトになったのだという。
他国のタメに、支援するお金は大判振る舞いでも、同じ日本人の困窮を救う気はナイのが、日本なのかと呆れ果てる。
確かに、虚偽申請をして生活保護をせしめようという不届き者は問題だ。
だけど、真面目に働いてもワーキング・プアな人々よりも、生活保護の方が楽という宣伝をしたり、真面目に働いても、ゆとりがある暮らしが出来無かったりするのではナク、働けない人々を自立させ、本当の自由を手にさせるというコトが一番の政策のキモなのではナイのか。
別に、他国の人々を助けるなと言っているワケではナイが、どう考えても、先ずは自国民を助けるというのが普通だろう。
他国民のタメに、消費税を上げてでも税金を徴収し、自国民を「働けど働けど我が暮らし楽にならざりし」にさせるのでは、前に書いた本ではナイが、本当に日本人はバカと思われていたとしても、仕方がナイというコトか‥‥