2012年11月17日

世代格差をどうするべきか

若者が投票に行かず、高齢者が真面目に投票するとなると、絶対に老人に有利な社会が作られてしまう。

しかも、今や社会の人口ピラミッドが崩れて、少子化ゆえに底辺が細くなっているから、マスマスその傾向は強まっている。

たった1%の賃下げが99%を幸せにするたった1%の賃下げが99%を幸せにする


上記の本しかり、日本で若者の財布が狙われている!という記事しかり。

ともあれ、消費税増税で世代間格差をというが、消費税が上がっても、老人世帯がこれから家を買うというコトもナイだろうし、結局は若い世代の消費が抑制されるだけ。

やはり、年金も含めた年収に対する累進課税という方が、有効だと思われるのだが。

そもそも累進課税というのは、高額所得者の全額に対して高率の税額というワケではナク、ある金額までは無税で、その上は10%とかという感じで、徐々に税額が加算されるモノ。

一年に一億円無ければ生きられないという人達には、多少の我慢をして頂いてでも、底辺で困窮している人々を助けるというのが、人としてのあるべき姿ではないか。

高額所得者の全てが、その人達の努力だけというコトもナク、運が良かっただけという部分もあるだろうから、不幸な人々に分け与えるというのも、仕方ナイことだろうし。

そもそも、日本の御金持ちは「高貴な人には、それだけの責任がある」と考えて、自発的に寄付するという方は、そんなに多く無い。

だとするならば、社会が不公平を是正するしかナイ。

若者が家庭を持って、ゆとりある暮らしを送れる様に、高齢者が譲る部分もあってしかるべきかと。

セーフティ・ネットが切れてしまう前に‥‥
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この記事へのコメント
裕福な高齢者にはその余力を次世代に循環させるということを考えて欲しいですね。そいうことを考えると社会保障の仕組みもおのずと変わってくると思うのですが、…
Posted by 鍼医K at 2012年11月17日 23:50
鍼医Kさん、世代交代があってこそ、永続的な社会になるのですからね。
Posted by koyuri at 2012年11月18日 21:33
 
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