2012年12月24日

過ぎたランニングは健康を害す

50歳以降も高いレヴェルでスポーツをしている人において寿命が短くなる。

つまり、スポーツをしても、速すぎるスピードで、長すぎる距離を何年にもわたって走っていると、心臓を損ない、寿命を縮めるという研究結果が出たという。

普通のランニングをした人は、しなかった人よりも、19%死亡率が低かったことが確認され、ハードなランニングをした人は、この恩恵を受けなかった。

心臓病専門医の間では、アスリートの持久力が心房細動のリスクを著しく高めることには、もはやほとんど議論の余地がない。心房細動は、すべての脳梗塞の3分の1の原因になっていると推定されている不整脈である。「極端なトレーニングは、過度の『心臓の消耗と破壊』を引き起こしているように思われる」

しかも、別の研究が新たな疑惑を明らかにしつつあり、極端な身体トレーニングは、体をガンにかかりやすくする可能性がある
というのだが、過ぎたスポーツは健康に害があると常日頃から思っているので、その意見に賛同する。

そもそも、今の早期教育コトに小さい時からのスポーツ練習は、その後の整理体操などを余程しっかりやらない限りは、子供の身体にマイナスを与える可能性があると思っている。

小学生の時に、筋肉を付け過ぎると中学になって身体が大きくなれないという話も結構聞くし、やはり小学生の時は、柔軟体操などをしっかりやるならともかく、ハードな運動は好ましくナイのでは。

小学生の時には、基礎体力を付けて、中学生で本当に自分がしたいスポーツに打ち込むか、どうしてもしたいのであれば、トレーナーを付ける位のつもりで、身体に気を配りながら、子供の身体の状態を鑑みつつ、運動させるなら可という程度かと。

何事も、やればやるだけ上手くなったり、丈夫になるというのは幻想。

過ぎたるは及ばざるが如し」というコトだと思います。
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この記事へのコメント
同じ話題を取り上げようとしてました。(^^ゞほんと、おっしゃる通りでやり過ぎは良くないと私も思いますね。トップアスリートが幼少期の頃から鍛えてきたということがあっても、トップアスリートになれた人はそれ相応の身体に恵まれていたとも言えますし、環境も整っていた可能性も多いにありますしね。
Posted by 鍼医K at 2012年12月24日 22:14
koyuri様コメントありがとうございます。
直接お返事したかったのでこちらに書かせて頂きました。

いつもいつもお気遣い頂き本当に感謝しております。

今回の件も、先にカブってしまったのは自分の方なのに
ご挨拶するタイミングを逃してしまい
今までご連絡出来ずににいました。

本当に申し訳ありませんm(__)m

同業の先輩を見習って、
同じ内容の記事でも出来るだけ
恥ずかしくない内容のモノを書ける様に

今後も精進しますので、
これからもよろしくお願いします。

ありがとうございました!!
Posted by 秦野カイロ at 2012年12月25日 00:54
鍼医Kさん、やっぱり同種の方々はこの記事に敏感ですね。

何と言うか、やらな過ぎばかり問題にされてますが、やり過ぎの弊害にこそ警鐘を鳴らしたいと思います。
Posted by koyuri at 2012年12月25日 21:50
秦野カイロさん、もしかしたらこちらの方が記事にしたのは遅かったのかも。

昔から、ブログ仲間の方々とはカブる事も多いですし、同じ記事でも取り上げ方は人によって違うので、互いに相手の記事を見ないで書くのは当然有るコトだと思います。

何時も、楽しく読ませて頂いてますし、こちらもタメになってます。
Posted by koyuri at 2012年12月25日 21:54
 
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