丁度、ネットに日本周辺の活断層の分布と原発の位置が書かれた記事が載っていた。
それを見る限り、日本みたいな狭小な国土で、活断層ばかりの国に絶対安全の原発を作る場所があるとは思えず‥‥
アラスカ州南東部の沖でも、マグニチュード7・5の地震があったというし、大規模地震は世界各国で起きる可能性はある。
しかも、火山があって温泉が出る様な日本という国の形状を考えれば、なるべく早く原発を止めるという決断があってしかるべき。
しかも、一度汚染されてしまうと除染するのは、ホトンド不可能。
福島県の楢葉町、飯舘町、田村市の3つの自治体で、元請ゼネコンの指示により、除染によって発生した廃棄対象となる放射能汚染土を川に捨てた可能性があるというが、作業を請け負った大日本土木、前田建設は同紙の取材に対しノーコメント、鹿島は現在事実関係を調査中であるとしている。
楢葉町は前田建設工業や大日本土木に188億円で除染作業を発注、飯舘町は大成建設などに同77億円、田村市は鹿島などに同33億円も払っていたらしいが、除染によって発生した放射能汚染土を川に投棄する様な除染では、下流の地域が汚染されるので、何の意味もナイ。
正に、お金をドブに捨てたのと同じに過ぎない。
それもこれも、一度汚染してしまったら、今の段階では、決して無毒化されないのが放射能だからだ。
過去ログの中に、ワザワザ二回分しかナイのに別立てにした、小出裕章講演会に原子力の怖さなどが書いてあるが、とにかく70年間も、人間は原子力の無毒化の研究をして来たのだが、未だに無理というコトは、おそらく将来に於いても難しいという現実が存在するからだ。
戦前の様に、大きな流れが出来てしまうと戦争が止められなかった様に、原子力利用の旗も大きな流れとなって止め難いトコまで来てしまっている。という小出裕章氏の指摘を受けて、我々が自分や子供達の将来を考えるのであれば、自ずと原発に対する方向性は決まって来る。
「原発は安全」などというプロパガンダに再び騙されてしまっては、日本国そのものが滅亡への道をひた走るだけなのだから。