冷静に殴るべきと考えてしたかどうかというのが、最大のポイント。
なので、絶対に殴らない方が良いとは思うけれども、どうしてもその選択しかナイと思っての一撃ならば、多少は体罰と認めるのもヤブサカではないが、30〜40発も殴るというのは、確実に暴力。
熱血指導で体罰も容認とは、完全に行き過ぎ。
しかし、世の中には体罰だからと受け入れる人がかなり存在するのも事実。
とはいえ、自分の頭で考えて受け入れるのと、暴力で植え付けられるのでは全く違う。
失敗をどう次に活かすのかという意味では、本人の自覚を待つ方が将来的にも有効だと思うのだが、短絡的に結果を求める人も多く。
それでなくとも、今の学校の部活動というのは、加熱し過ぎ。
誰もがプロになれるワケでもあるまいに、身体をボロボロにして、将来に禍根を残してまでやるべきものとは、どうしても思えナイ。
正直、学生の本分は勉学にあるのだが、今や一芸に秀でれば良いとばかりに、スポーツや芸術部門に集中させ過ぎるきらいがある。
ともあれ、根性だけでは人生は生きて行けないワケで。
スポーツとか、芸術部門ではプロとして生き残れる人は、本当に一握り。
勉強などは、それなりに出来ていれば人生の可能性は広がるので、ある程度の人が報われるのだが。
アントニオ猪木さんが、「入魂」の意味を込めてビンタするのだって、一発だけ。
リングで格闘するワケでは無いのだから、闇雲に叩く必要は全くナイと思うのだけれども‥‥