自動車取得税の廃止と聞くと、良かったという気持ちになるが、消費税の増税とリンクすると必ずしも減税にはナラナイのだとか。
150万円の軽乗用車の場合、消費税10%になると3万4500円も負担が増えるそうで。
確かに、税金が不足しているから消費税をアップするというコトなのだから、増税は止む無いコトなのかもしれないが、景気拡大のタメにと再び、さほど必要とは思えない公共事業を推進したのでは、ザルで水を汲むようなもの。
蛇口の壊れた水道では、どんなに水源を集めようとしても、追い付かないと思うのだが‥‥
円安が進めば、景気が回復するというけれども、例えば、ガソリンはかなり高値になって来ている。
雪国では、灯油も高騰しているので、一円でも安いガソリンスタンドをと大行列しているトコもある。
果たして、その結果、景気がさほど上向かず、給料に反映されずに、物価だけが上昇したら、どうなるのだろうか。
あまりに恐ろしい結果が待っている様な気もするのだが。
以前、規制緩和すればとか、世の中をリードする人が生まれれば、その後で皆の懐が温かくなるというコトが何度も言われた。
でも、規制緩和しても、一部の人々が大儲けをしても、全体の景気はダウンしたのが、バブル崩壊以降の日本の現状ではないか。
最早、我々に出来るコトは、再び、騙されたと気付いた時に、日本が瀕死の重体になってナイことを祈るだけなのかもしれない。