ニチイのブラックも
徐々に明らかになっているけれども、
・残業しても給与に反映されない。長年勤めても昇給はわずか
・人間関係がよくない。ベテランスタッフが自分の立場を守るためのいじめがある
というのは、ある程度他の介護関係のトコも。
タダ、
月額給与総額(約20万円)の割に、基本給が低い(6.6万円)のだ。これは「モンテローザ」や「大庄」などの外食チェーンでも採り入れられている、「故意に基本給を低くして、(基本給が算出基準となる)賞与などの総額支給を低く抑えるための策」なのであるというのには、本当に驚き。
そんなに安いとなると、厚生年金の掛け金も安くなるだろうが、同額を支払う会社の負担は減り、老後の年金で困る人も出て来るだろう。(そもそも、年金が将来的にどうなるかという部分もあるが‥‥)
正社員でも、将来が不安という今の働き方が問題であり、本来ならばヨーロッパの同一労働同一賃金にならなくてはオカシイ。
でも、今の政治の方向性は、労働者に優しくナクて、大企業を優遇するコト。
本日読んだ本の中に、
勝ち逃げの女王: 君たちに明日はない4
上記の本もあるのだが、仕事って何だろうと考えるには良い一冊。
小説みたいに、人生は上手くエンディングを迎えられないコトもあるが、それでも希望を捨てないタメにも、もう少しだけ労働者に優しい政党を応援する努力が必要なのかもしれない。
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Posted by seitaisikoyuri at 22:53│
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本当の意味での労働者が救われる状態は今の政治制度では実現不可能な気がします。利権や政官民の癒着とか…そういうものを切り離すよい方法はないものでしょうかね!
基本給が、¥66,000て本当ですか?俄には信じられませんが、私は会社員を2年しか経験していないのですが、確かに安かった。職人として働く方が倍近く有りました。社会保障やその他を合算すれば、長期には如何なのかな。と思いますが、それにしても今時の経営者とは、かのワタミもブラックと言われていますね。ユニクロもですが、してみると確たる将来の展望を持ち働けば職人が良いのかな?私20代にして20万余の稼ぎが有りました。でもいくら収入が有っても無計画ではどうにもなりません。そんな人間も存在します。でもあまりにも酷い話に愕然としています。
鍼医Kさん、アベノミクスという粉飾では景気は拡大しません。
より多くの働く人が、ゆとりを持って暮らせなければ無理だと思います。
飯塚さん、職人さんも年齢が行けば大変なコトも多いと思います。
基本給がそれだけとなると、長時間残業で月に20万円みたいな生活になると思います。
上場企業ですらそんな感じでは、労働者はたまったものではありませんね。