2013年06月13日

乳児ですら

10カ月の乳児であっても、苦境にある他者に対して原初的な同情的態度をとるというのに、生活保護受給者を火葬した後、遺族に連絡しないまま遺骨を廃棄する人が居るかと思うと、「相談しながらやっていた」という話を「全く知らなかった。これは不祥事ではない。隠蔽でもない。もし私がその事実を知っていれば公表していた」と誰が聞いても呆れ返る弁明をする人も居る。

TOPIXと日経平均は、黒田東彦総裁の下で初めてとなる日本銀行の「異次元緩和」を好感した4月4日終値も割り込んだと言うのに、調整局面に過ぎないという論評が日本のマスコミには目立つが、「為替がさらに円高になるのではないかという不安がある。米国金利の上昇から、全てが負の要因に振れている」と指摘。日本株については「好材料がなく、買い過ぎた投資家たちのしこりが大きいため、投げが出ている」という指摘を率直に流すのは、海外のメディア。

他者への思いやり、特に弱者への思いやりが少なく、一部の富裕層ばかり重視している日本の政治では、実体経済が上向くハズは無かろう。

世の中、日々の生活に窮する人々の方が、絶対数は多いのだから、ハチャメチャな相場を多額の資金で創出し、あげくに社会保障費すら聖域なき削減によって、財政健全化などと言われて、誰が景気を良くしようなどと思うものか。

あまりに馬鹿げている上層部の人達が多過ぎて、呆れてしまって、立腹ばかりしている気がする。
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