2013年06月27日

データは嘘をつく

「税理士の平均収入三〇〇八万円!」といポスターは、税理士試験講座への勧誘するものだったという。

その調査は、日本税理士会連合会が一九九四年に実施したものなのだが。

だが、という話が書かれているのが、こちらの本。

データの罠 世論はこうしてつくられる (集英社新書)データの罠 世論はこうしてつくられる


普通なら、税理士はとても儲かる商売だと思うだろう。

しかし、この調査の回答率が高くナイ。

収入を聞かれて答えるのは、それなりに稼いでいる層だというコト。

対象が開業十年以上と限定されているので、総数六万の内の中でより絞り込みがかけられている上に、この点に関しては調査依頼の二割強しか答えてナイ。

もっと、根本的な問題は、事業所単位の収入なので、必ずしも一人当たりの収入ではナイのだけれども。

しかも、収入は年収ではナイので、経費が引かれてナク、ダメ押しとしてバブル時代の調査なので、今とは違うかもしれないのだが‥‥

しかし、そういう細かい部分に目を配らなければ、このデータから間違った認識を受ける人が大半だろう。

要するに、そうやって誤解させるタメに作られるデータというモノが、世の中には満ち溢れているというコトだ。

平均という言葉もしかり。

例えば、二〇〇四年の勤労者世帯の平均貯蓄額は、一二七三万円だが、最も多いのは二〇〇万円未満で、16.2%であり、平均以下の世帯は67.9%と全体の三分の二だという。

超金持ちが平均を引き上げているだけで。

これから、選挙の支持率なども出て来るけれども、それもこうして考えると、明らかにミスリードが可能になる。

要するに、チャンと投票すれば、世の中の風向きも変わるけれども、行っても意味が無さそうと思って、行かなければ、どうしても入れたいと思っている人々の意向に全体が従わざるを得なくなるという話だ。

何事も、実際とデータとは同じとは限らず、需要予測など、希望的観測を膨らませるだけ膨らました数字なのだという。

我々は、「オレオレ詐欺」などだけでナク、世の中を自分達の思う様にしたがっている人々の「データ詐欺」にも気を付けなくてはナラナイらしい。

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