中島みゆきの歌ではナイが「今や、総理はスーパースター」となり、カメラを意識して動くコトが数十年前から増え続けている。
一般人も、時として大衆が目にする場面にに映り込んだりしやすい時代が来ているからなのかもしれないが、「人の目を奪ったモノ勝ち」という風潮が続いている。
ディズニーの隣の風景: オンステージ化する日本
上記の本は、そうした今の時代を分析した本なのだが、ファスト風土化した日本の中で、上手く使われている若者の姿が垣間見える。
そもそも、楽しい職場だからと、ホトンドがアルバイトで回している職場というのは、本当に正しい経営なのだろうか。
何も、全ての従業員が横並びで無くてはダメとまでは言わないけれども、ほんの一握りの経営者が多大な給料を独り占めして、正社員が何とか生活出来る給料をアルバイトを上手く回す綱渡り的な手法の代償として手にし、その仕事の圧倒的な部分を入れ替わり可能な人々がスタッフとして埋めるというのが、今や当たり前になりつつある。
そうした格差社会がより進むコトにも、我々は目を光らさないと、経営者よりの政府が詰まらない法律を施行したりして、労働者の行き着くトコは、「蟹工船」なんてコトもあり得る。
一時的にスポット・ライトを浴びるのも良いのかもしれないが、再び、陽の当たらない場所になった時に、より大変になるのではナイだろうか。
将来が少しでも明るい未来になる様に、我々も真剣に考えなければイケナイ。