2013年08月02日

暗黒の歴史を描いた傑作

今週も、本当に忙しくて疲れてしまい、更新が遅くなりました。

帝の毒薬帝の毒薬


帝銀事件の謎を解くというのが、こちらの小説の大命題ではありますが、それよりも日本が第二次世界大戦の時に、どういうコトをしたのかという点に主眼を置いた時に、占領下の人々に対して行った、非人道的な問題が丁寧に描かれています。

特に、外地で行った人体実験だけでナク、如何に国民を兵士として雑に扱ったかを含めて。

戦中のコトを知らないままに、「国のタメなら」という言葉に惹かれる人達は、再び、戦争になった時に、自分達がどういう扱いを受けるかを知るタメにも、是非、一読して欲しい一冊。

おそらく、この手の本を熟読しない故に、右寄りの政治家の言葉に騙されてしまうのだろうとは思いますが‥‥

日露戦争の時に、二百三高地で多大な人的被害を被ったコトに対する反省が無いので、自分達の能力を過大評価出来てしまうし、負けるべくして負ける戦争に向う見ずに突入してしまう。

その辺の記述を、考えて読めば、誰でも戦争の不毛さに気付くハズです。

少なくとも、七三一部隊のコトを思えば、従軍慰安婦問題も霞むほど問題にされるべきなのに、その研究が米国に資料として引き渡されたからか、未だにそんなに問題にされてません。

本来ならば、慰安婦問題よりも、もっと世界中から叩かれてしかるべき問題のハズなのですが‥‥
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