宮城中部で震度5強の地震があったけれども、東京電力によると、地震による福島第一原発と福島第二原発など各発電所への影響はなく、停電も起きていないという。
という記事を読んでホッとしたいのだけれど、真実を述べているのかという懸念がどうしても存在する。
東京電力・福島第一原発の放射能汚染水が海に流れ出している問題で、原子力規制委員会と原子力規制庁が、有効な手だてを欠く東電へのテコ入れに乗り出した。
規制委は電力会社を監視する立場にあり、対策実施はあくまでも事業者である東電の責任だ。汚染水の問題については「われわれが踏み出す領域かについては議論がある」と更田委員は会合で述べている。それを承知で規制当局が火中の栗を拾わざるを得ないところまで、事態は深刻度を増していると報道されたのが、昨日。
原子力規制委員会が、ソコまでの懸念を示したというコトは、「東電は信じるに足らず」と言っているに等しい。
その翌日の東電の発表を信じれるのかというと、「無理」としか答えられない。
「信無くば立たず」という言葉もある様に、現場で一生懸命やっている人と、上層部との温度差が激しい。
まるで、太平洋戦争中の日本軍みたいだ。
大本営発表が全くの嘘八百だった様に、最早、東電の発言など安心して聞いてられナイ。
一日も早く、我々が安心出来る様に収拾し、誰もがそれを認めてからでなければ、もう信頼はゼロだというコトだ。