2013年08月28日

ドイツにあって、日本にナイもの

日本の国際的なプレゼンスは低下の一途、同じ敗戦国として戦後復興と高度成長を果たしながら、今なお世界から尊敬されるドイツとは対照的なのが、本当に祖国である日本を愛していると心苦しい。

正直、他人の前で声高に「日本を愛する」などと照れもナク言える人々は、本当に日本を愛しているのか。

「愛」という言葉を軽々しく発する人々は、それによって何ものかを自分のタメに利用としているとしか思えない場合が多い。

ドイツ人は領土問題を蒸し返すようなことを絶対にしないし、ロシアの対独戦勝記念日やポーランドの終戦記念日には毎年、ドイツの首相か大統領が訪問して戦争犠牲者の碑に献花する。過去の戦争に対する深い反省とヨーロッパ連帯の大切さを、指導者が自ら行動で示す。一方で、経済的な負担はEUの誰よりも進んで負担する。だから周辺国からも「もっとも頼りになる国」として尊敬される。

翻って、日本は領土問題を大騒ぎし、自国の敗戦記念日を終戦記念日と呼ぶだけでナク、過去の戦争に対する深い反省を忘れようとしているみたいだし、国連の負担をしているのだから、常任理事国になりたいなどと言っては、マスマス負担金ばかりが増えて行く。

どう考えても、国のトップが間違っているとしか思えない。

加えて、ドイツは欧州におけるドイツ語にもこだわらないから、EUやその前身のECができたときにも主要言語は英語とフランス語になった。ドイツ人は英語やフランス語を勉強して誰とでも話せるようになってきたというのに、日本語しか話せない日本人は、とても多い。

日本語を大事にして、日本だけで住みたいというのであれば、尚、他国とは争わない道を進むしかないのだが、そういう気は国のトップには見られない。

といって、普通の人々は日本語を話す人以外と、ホトンド会話しないのだから、余程のコトが無ければ、外国語を話す人が爆発的に増えるコトは、社会が激変しない限りあり得ないだろう。

ドイツの全てを真似しなくても構わないが、少なくとももっと謙虚になって、他国と摩擦を起こさずに円満にというコトだけは、学んで欲しいものである。
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