2013年09月17日

男の敵は男

昔から、「女の敵は女」と言われるけれど、正直、長いコト生きていると男の嫉妬の方が醜かったりするコトも多く。

例えば、女の方が男よりも出世したり、世に認められると妬んで足を引っ張る人も多いのだけれども、ネットで見つけた記事の中にも、そんな雰囲気が漂っていたりする。

相手の収入が多かろうが少なかろうが、お互いに幸せであれば万事OKと、記事の最後に書いてはあるものの、どう見ても昔の男尊女卑の志向がありありと見える。

例えば、結構ハイソな家庭に生まれた女医さんが、最初の結婚では上手く行かなくてスグに別れてしまったけれども、カナダ生まれの旦那さんと知り合って、旦那さんに主夫させて、自分は開業してスゴク繁盛しているトコがあるという話を聞いたりもする。

加えて、「男性に稼いでほしい」という女性達に、耳が痛い話をするならば、こちらも実話だけれども、開業医と結婚して子供も生まれたけれども、医師は後輩のかなり歳の離れた女医さんと親密になり、妻子は追い出されて再婚され、前の旦那は女医さんと共に新しい専門分野を拡充してというか、あまり上手ではナイと評判が立って下向きになってしまっていたのが、新しい奥さんの専門が大人気で繁盛しているらしいという話もある。

何しろ、世の中は良い話で平凡な話よりも、誰もが珍しかったり、批判めいた話の報を好む傾向があるので、そんな話は好むと好まざると、商売をしていれば耳に幾らも入って来る。

昔と違って「有責配偶者」からでも離婚は認めるという時代に入っているのだから、相手の収入に依存して生きるなどというのはリスクが高過ぎる。

自営業をしていた主人と結婚したけれども、社会状況が変わったので、やむを得ず起業した本人が言っているのだから間違いナイ。

だから、娘の相手がどんな人になるにせよ、資格を手にしていれば、相手の収入で働くという選択をするも良し、自分の収入で生きるのも良し、二人で稼いでお金のコトをあまり細かく考えずにダブルインカムの人生をエンジョイするも良しだと思っている。

政治家みたいな世の中の評価を問題にされる様な職業の人以外の生き様を個人的な気持ちで論評するというのは、自分が狭い料簡の人間であるというコトを世間に晒しかねない愚行にしか過ぎないという気がしてしまうのだが‥‥

女性に対する悪意よりも、そんな状態の男性を「格下くん」と小馬鹿にする態度に、嫌悪感が下地にあると透けて見えてしまうので。
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